先日の医者の診断で軽いうつ病のような傾向があるから朝起きることと、日の光を浴びること、散歩をすること、勉強や学校のことを強く言わない生活を開始した。

思い起こせば、嫁さんが「勉強しなさい」とか「今週はテストでしょ」とか言うとキューってなって調子が悪くなる傾向があった。それもあって勉強の事は口に出さないようにしようという事になった。

それから好きなことをやらせるようにという話だった。

1日中家でゴロゴロしてても何も生産性が無いし読書するわけでもないので知識が得られるわけでもない。テレビもそう見ないし漫画も見ない。たまにスマホをいじってゴロゴロしている。。もはや寝たきりのような暮らし。

一応目は覚めてるけどベッドで布団にくるまってゴロゴロしてるので親からするとイライラの対象になっちゃう。

手芸をやってみる

ということで、今日はモノヅクリをしようという事にした。最近覚えた羊毛フェルトという手芸の遊びのことだ。

近所にユザワヤとか手芸屋さんがあるのでキットを買ってきて一緒にやることになった。子供はもともと手芸が好きだったので羊毛フェルトのセットを既に持っていた。

手芸は遊びに近いけど何もしないでスマホ見てゴロゴロしてるよりマシ。好きな事なら何かしらプラスになるかもしれないという期待もある。私も男だけど子供の遊びに付き合うのも大切かも、と思った。1時間ほど遊んで「疲れた」というのでその日は止めにした。

以前は手芸をやれば2,3時間は集中してやっていたものだが。病気のせいか集中力や体力が落ちているのかもしれない。

子供の将来を考えて

私は勉強をやれと言った事はありません。勉強よりも大切なことはあると思っているし。好きなことを追求してほしいと思っています。

手芸もその1つで本人が好きで趣味で始めた遊びです。ネット全盛のこの時代、Youtubeでだって生活してる人がいるんだから、なにか1つでも芸を身に着ければそれが将来役に立つと信じています。

だから勉強なんかより好きな事を見つけトライしようと言っています。今回1か月ほど学校を休み病気療養しますが、その間に手芸でもやってより技術を付けれれば、それはこの子にとって将来の仕事を探す時に大きなきっかけになるのではと考えたのです。

昨今、東証一部上場企業に就職すれば安定、なんて時代ではありません。Sharpが倒産し鴻海に買われリストラが進んでいます。「安定」というのは安定した企業に入社する事ではなく、自分自身が社会に必要とされ安定した人材になるという事です。

はっきり言ってここ日本では高校、大学進学は学歴を得て「イイ企業に入る」ための手段です。

それよりもやりたいこと、学びたいこと、研究したいこと、追求したいことが見つかった段階で必要があれば大学を決めればいいし。大学じゃなくても専門学校でも専門性を高める事は可能です。

好きなことを探し、極めよう

なので中1から好きな事を見つけろ、探せ、チャレンジして、色んなものを見聞きしてやりたいことを探せと言っているのです。

残念なのは中1から中3まで土日返上で部活に明け暮れ、そのような興味ある分野へ足を運んだり、家族とともに旅行したり、コミュニティに参加したり、という事ができませんでした

中学校の部活制度には賛否両論があることは承知ですが、私個人の考えでは「やりすぎ」だと思っています。子供は学校の指示、強制性に従って部活に行くだけです。親が言っても周りのことに目を向ける暇なんてありません。

ちょっと長くなったので、この話はまた別のブログにて。。