「明日は学校行く」
何度この言葉を聞いただろうか。
そのたびに自分も嫁も先生も裏切って平然とした顔で居る。
手を変え品を変え学校に行ける環境を作り励ましてきてもいつもこれ。
周りがどれだけ自分のために駆け回って疲弊しているのか解らない。自分を甘やかし逃げ続ける子供。
嫁さんも疲弊して体調が悪くなっている。
嫁には「子供の未来を諦めれば楽になる」と言っている。二十歳になったら家を追い出す。それぐらいの覚悟だ。
昨日の三者面談で先生と約束した、「明日も学校に行く」
昼過ぎに車で学校に、保健室に送っていくが、車の中で大泣き。中3だぞ?
「体調が悪いから学校行けないんじゃなくて、学校行きたくないだけなんじゃないの?!」
と言ったら「そうなんです」と言った。
はい。いよいよホンネが出ちゃいました。┐(´д`)┌ 登校拒否でした。
本音を聞くには親も心に踏み込んで聞かないといけないということか。。
今までは体調不良、病気という免罪符を使っていわば合法的に学校を休んでいたわけだが。。腹がたった。息子なら殴ってるところだ。引きずってでも連れて行こうと。
「学校に行く意味がわからない」という。
思春期特有のアレなんだろうと思うが、そんなのは過去に何度も説明している。言葉ではなく心で理解できていない。理解できていても体がついていかない。
学校に疲れちゃったから。思春期だし。
周りに合わせるのが辛い。無理して自分を偽って本音で会話が出来なくて辛い。家の中ではワガママ言いたい放題なのに外面だけはいいから自分の意見が言えない。イイコで居ないといけない、じゃないと自分を保てない。そんなところだろう。
結局自分のせい。自分の責任で登校拒否になったということ。
ずーっとそう。この子の人生はずーっと同じことでぐるぐる回っている。この思考を変えてあげないといけない。環境を変えても同じ事を繰り返すだろう。
自分を表現する、言いたいことを主張する。それが楽になる第一歩。
出来なければ社会に出ていけない。今の教育環境も日本の社会環境もこの子には辛い現実だ。だから何か1つでも得意な事を伸ばしてあげたいとおもう。