子どもが病気がきっかけで不登校になってから毎日毎日プリントが届けられている。また担任の先生から電話がかかってくる。

プリントというのは学校で出される「クラス通信」のようなもの。それから行事予定表、明日の時間割が書かれたプリントなど。まとめて封筒で我が家のポストに入れられている。プリントにはクラスの子たちの寄せ書きみたいなのが毎日書かれている。

「早く病気よくなってね!」「●●がいなくてさみしいよ!」といった文が毎日。

そして毎日毎日、同じ子(クラスの友達)が家が帰る方向が同じという事でポストに入れて行ってくれている。

私はその子の姿を見たことがないのとありがとうすら言えていないことに申し訳なく思っていました。

担任の先生からの電話

先生とも毎日電話で話をしている。主に子供の様子を聞いてくるのと、解決策を一緒に考えてくれる。こちらから電話してるわけじゃないのに先生からかかってくる。

仕事とはいえ、それにしても我が子の事よりもクラスにはもっと生徒がいるし受験の時期なのでそちらに時間を使ってほしいと思うほどなのです。とても恐縮、そして感謝。こんなにいい先生今までいただろうか・・・

子供には毎日言っている。届けてくれる子や先生に感謝しなさいと。登校したら友達に毎日届けてくれてありがとうと必ず言えと言っています。

この子には、「感謝というのは言葉ではなく行動だ」と言っています。感謝の言葉「ありがとう」これはとてもいい言葉なんですけど、行動が伴わなければ、それはウソになってしまうよ、と。

学校に行けるようになった?

今日は昨日に引き続き学校に行く事ができました。しかも朝8時の登校にあわせていきました。プリントを届けてくれる子と登校したようです。

少しずつ気持ちが変化しているのかもしれない。

感謝の気持ちが行動に現れたのだろうか、だとするととてもうれしい。