子供が不登校になる原因の1つに「家庭」と「親」が挙げられる事があります。

私も子供が不登校になってから原因は何かとさんざん調べ、子供にそれとなく声をかけたりしてきました。その中で親の影響が子供の不登校を招いている可能性があるという事がわかってきました。

家庭の不和、両親が不仲、離婚経験がある場合、子供が不登校になる1つの原因としてあがります。結婚しても離婚するなら意味が無い、不仲の両親の元に生まれてきて自分の存在意義がわからない、喧嘩して別れるんだから人生なんて意味が無い、頑張ってもしょうがない、やる気が無い、学校に行く意味を感じない・・・

このような思考が不登校への入り口となってきます。

ウチの場合は私は初婚で、嫁さんが再婚。子供は嫁さんの子供です。なのでもともと問題のある家庭だったということと、離婚を経験していて上記の原因の1つに当てはまる部分もあるかもしれないと考えました。けど嫁さんは離婚してからも子供が自己否定しないように子供の気持ちを考え、接し、あなたが必要だと言い続けて今に至ります。だからこの点は大丈夫なのではないかと思いました。

逆に私と嫁さんはとても仲が良いです。仲が良すぎて疎外感を感じることはあるかもしれませんが。。自分の子供ではありませんが子供にも優しく接し、中学生女子なのにだっこしたり、ナデナデしたりしています。仲はとても良いのです。

親の私が原因ではないかと思うことで思い当たる節を書いてみますと。

私は結構厳しい人格だと自覚があります。子供に対して勉強しろと言ったことはありません。けど「夢を、目標を見つけて好きなことをできる人生にしよう」「好きなことを極められると楽しいぞ」と結婚してから言っています。また「立派な人間になろう」「人の、国の役に立つ人間になろう」と言っています。

「頑張る人が好きだ。応援したくなる」と言ったりするのです。逆に口に出しては言いませんが「頑張らない人間、自堕落な人間は嫌いだ」と思っています。いや何回か口に出して言ったかも(笑)

修行僧じゃないけど、何かしてないと駄目な性分です。暇な時間なんてもったいない、だらだら過ごすのは性に合わない、有意義なことに時間を使いたいと考えています。仕事人間というわけではなくて家族との団らんの時間ももちろん大切なので週3日ぐらい出かけるし、家族で外食もよくいきます。子供とゲームやったりスマホでLINEしたり、コミュニケーションはとってるつもりですが。。

私の人格がこんな感じなので肩身が狭い想いをしているのかも?とも思ったりもしました。子供との付き合いは3年程度ですが私の期待に応えようとして頑張ろうとして駄目で自信を失ってるかも。

なのでこんな私が原因で不登校になったりしてたらそれは可哀そうだなと思います。

嫁さんに関してはもともとふにゃふにゃしてる性格です。きびきびと仕事をしたり家事をするタイプではありません。この嫁さんの遺伝子と性格を受け継いでいる部分があるような気もします。精神的に強いわけではないので、嫌なことがあれば罪悪感なく逃げる選択をするかもしれません。

子供の不登校が親や家庭が原因で起こっている可能性はもっと多様性があると思います。私たち夫婦と子供に起こっている事は多くの不登校の家庭とは当てはまらないかもしれません。

もしいまお子さんが不登校で、悩みを抱えている親御さんがこのブログを見ていましたら、ご自身が子供に与える影響、与えてきた影響を省みる機会になると思います。そしたら親が出来る事ってなんだろうって思うと思います。

子供を理解すること、子供の心に共感すること、子供の自信を取り戻すことは不登校解決の最初の1歩とされています。