全日制を採用している通信制高校はあります。

全日制とは昼間に授業を行っている高校のことです。中学校や普通の高校と同じように朝9時から午後3時頃まで授業を受けるものです。

これと比較して定時制というのがあります。
定時制は3つのパターンがあって午前、午後、夜間の3つの授業の受け方が用意されています。

全日制の良さは普通の高校生活が出来る、という点です。朝登校してクラスがあって担任の先生が居て、授業を受けて午後の授業を受けてホームルームをして、部活やサークルをして帰る。

そんな高校生らしい生活、青春を送りたいなら全日制でしょう!

全日制の通信制高校に入学するには

通信制高校には大きく次の2つのコースが分かれています。

①完全に自宅学習のコース
②学校に登校して授業を受けるコース

全日制が関係するのは②のコースを選択した場合で、こちらに入学すればよいです。

昨今、不登校からの改善目的だったり、しっかり先生と授業を受ける目的だったり、他の生徒がいるクラスの中で社会性を身につける目的があるので②のコースを選択する家庭が多いのではないでしょうか。

わたしの子供も学校に登校して授業を受けるコースを選択し、入学しました。

親としても1日中家で学習するより、登校してクラスがあって授業だけでなく体育や皆で取り組む行事にも参加して欲しいと思っています。

自学自習はあくまで自己責任、自分のペースで学習するので自主性が無いとやっていけません。学校に通って普通の高校生活をエンジョイして欲しいです。

全日制コースがある通信制高校、どこがオススメ?

週5日通う全日制コースがある通信制高校は

全日制の通信制高校でもっとも力を入れているのは「クラーク記念国際高等学校」だと思います。

通信制高校の中で「基本登校」というスタイルを取り入れたのがクラークが最初、と記憶しています。

クラークの「全日型コース」は週5日の通学コースです。

次に「わせがく高等学校」ですね。こちらも全日型週5日登校のコースがあります。

飛鳥未来高等学校の5DAYコース、あずさ第一高等学校のスタンダードスタイル【5日制】もあります。

週5日は通えないかもしれない方

中学生の時に不登校だったり、体調が優れない日がある方は週5日通うのは難しい可能性があります。

そういった事を想定して、通う日数が少ない高校を選択しても良いと思います。

週5日通えない方は3日登校スタイルや、自分で1~5日を選べるコースを用意している学校を検討するとよいでしょう。

クラーク記念高校の単位制コースは週1~5日登校、自分が学びたい教科を選択するので授業がない日は登校しない形です。

わせがく高等学校の通学型コースは週2日だけの登校スタイルです。

飛鳥未来高等学校の3DAYコース、あずさ第一高等学校のスタンダードスタイル【3日制】などもあります。