まるで寝たきりのような生活

今日は午後3時頃まで寝てました。起きておにぎりを食べて自室でぼーっとするというまるで引きこもりのような生活です。

学校の先生から夕方でもいいから登校できませんか、という留守電が入ってた。

子供は生徒が下校して誰もいなくなった学校なら登校できる傾向があるため先生からもそのような打診があったのだ。

また今日は朝から通ってる病院に行く予定だったのだが朝から爆睡で起きないので結局夕方から病院に行く事になってしまった。

学校にいけない理由と、不登校の学習支援学校

学校に着いて担任の先生とお話をした。先生からは「なんで学校に来れなくなっちゃったかな?」とやさしく聞いてくれるのだが、子供はふにゃふにゃしてはっきり話せない。

「勉強についていけなくて・・・」というがそれは建前だろう。

「もはや駄目になった自分で人に会いたくない」が一番大きな理由だと私は考えている。それだけじゃないけど勿論「勉強についていけない」のもあるし、「学校にいく理由がわからない」「人と共同生活したくない」など様々な理由が挙げられる。「体調不良」もそうだ。

先生が言うには勉強についていけなくて学校に来れないならマンツーマンの塾にかよってみて問題なければ復帰してみたらという話。また頭痛や睡眠障害など体調不良が理由ならやはり病院で治療しなきゃねという話。

どっちもなのでもはやどうにもならない。いまの学校に通い続けることは先生や校長先生の想いとしては理解できるけど、実態にそぐわない。なので不登校の学習支援学校を紹介(繋いでもらう)ようにお願いした

こんどそこへ見学に行き、問題なければそこへ子供を通わせるつもり。そういう教室なら自分と似たような境遇の子が多いから自分でも行けそうという本人の主張があった。

支援教室に通って。朝から登校は難しくても、まずは5日間の午後登校からスタート、最終的には朝から登校を5日間継続できるようになることが目標。

寝てばかり、スマホばかり

高校進学の話は現状では通信制高校しか道が無いだろう。朝から登校が出来るようになって初めて全日制を考えるレベルになる。

けれども何故か子供は現実が見えていない。このような状況なのに未だに「公立高校を探している」「公立は無理なのかな」などと言っている。以前の先生との三者面談で全日制の公立も私立もほぼ無理だと言われているのに。

これは「自己保険」と「言い訳」にしか思えない。現実が見てないのもあるが自分が行ける公立高校を探していれば、その時間は前向きになっている自分を演出でき、勉強から逃げられるから。毎日ベッドで寝転んでスマホで高校探しをしている。

いったい何をやってるんだ‥て感じ。

ここ数ヶ月、一切勉強をしている姿を見たことがない。大学行きたい、高校行きたい、とは言うが勉強をしていないという行動の不一致を見ればわかる。

・自分が行ける、自分に合う公立高校が見つからなかった
・親に決められた高校に入ったから道が閉ざされた

などと後から言い訳されないように自分で決めさせなくてはいけない。

いつも自分が惨めにならない言い訳を考えては主張することを繰り返してきた子供。情けない。

現実的には通信制の高校しかない

嫁さんは昨日は全日制の私立に行って欲しい。じゃないと大学なんか行けないから。通信制高校なんて高校モドキだから、と言っていたが、今日になって現実的になってきた。上を目指すから現在とのギャップに悩む事になる。

現実路線でいいやと思えれば親も楽になるのだ。通信制高校がいまのところ現実的。全日制なんてよしんば行けたとして登校できないんだから。

通信制で高卒の資格だけ獲得し、実家に寄生してアルバイトでもして暮らす、そのうちいい人が見つかって結婚して幸せになる道、それがちょうどいい真ん中だ、と。だが今の子供の性格、思考、道徳心、生活力、どれをとっても恋人が出来るとは思えない。

今まで何に対しても逃げ続けてきたのだから高校で覚醒して人が変わったように熱心に勉強し始めたり、自分の夢を探し始めたり、努力する事が出来るようになるわけないじゃない。今までの人生で積み上げて無いんだから。自力が無い、根性が無いんだから。。

まぁ高校で変われたらその次の道が開けてくるので可能性はゼロじゃない。ある意味勉強以外の部分での才能はある方なので、そうなって欲しいとは思うが。

子供はある種のセンスはわりとある方なのだが、その道に進みたい、仕事にしたいとは言わない。

あなたはコレが得意なんだから極めたらいい、あなたに合っているとは言っているが、この道に進みなさい、とは言えない。本人に熱意が無いんだから趣味レベルでの取組みでいいのだろう。

さて、明日も悩ましい1日が始まる。