何らかの理由で最終学歴が中卒だったり、高校中退からバイトを転々としていたり、中学で不登校になって通信制高校に通う事になった場合の話です。

どうしても社会に出るときに「学歴」を見られがちな今の日本です。通信制高校を出れば「高卒」の資格を得られるのはその通りですし就職だって可能です。けど、それに加えて今の時代は何かしらのプラスアルファの技能や知識が欲しいところです。

通信制高校に通う子はセルフイメージが低かったり、自分に負い目を感じていることがしばしばあります。ウチの子も不登校からの通信制高校なので、学力も低下し、あまり周りにそのことを知られたくないと考えて日々の生活を演じています。

いずれ就職していくと思いますが、この学歴・学力で正社員就職できるところはなかなか厳しく、飲食・介護・ドライバー・工場では人材不足のため正規雇用じゃないかもしれませんが働き口はあります。

そんな中で逆転の一手を考えると今の子供の興味関心の分野からいくと2つ考えられました。それが

・美大をめざす
・IT(プログラマー)をめざす

この2つです。

通信制高校から美大を目指す

美大といえば東京藝大が最高峰で、私立でいえば武蔵野美術大学、多摩美術大学がトップクラス。その他にも美大はあるけどこの3つにどうしても入れさせたいと思うでしょう。

藝大は美術のスキルの他に学力も必要でいわゆるセンター試験で偏差値50程度は必要らしい。まずウチの子は学力がないので難しいと思われる。武蔵美、多摩美はあまり学力試験に重みづけがされていないから絵の技術によっては可能性はあるかもしれません。

そのためには美術予備校に通わせる必要があります。美術予備校は最寄りのところよりも都内とかにいいところが多いので、いけるならそういうところに行った方が良い。

幸い通信制高校だから高卒のために必要な単位取得は問題ないはずで、登校時間や授業時間が無い(自宅学習メイン)ので、多くの時間を絵のスキルを上げるために使うことができます

美大にいけば好きな事を追及できるし、その後の就職面でも有利になることでしょう。私はこの分野でどんな職種があるのかわかりませんが、絵のデザイナーやキャラクターや工業製品やWEBデザイナーなんかの道も開けてるのかもしれないですね。

美大の下位でアニメ、マンガ、デザイナーのための専門学校とかコースもありますけど、残念ながらこれらのコースからちゃんとした企業に入るのは難しいそうです。

通信制高校からプログラマーを目指す

IT業界はあまり学歴を重視しない傾向があるように思います。かなりスキル重視の傾向があると思います。

その中で就職を考えるならプログラマーとしての技術を身に着けたり、IT系の国家資格を取得するのが近道だと思います。

IT系国家資格と言えば
・基本情報技術者
・ITパスポート

が難易度低いのでお勧めです。

難易度が低いといいましたがIT国家資格の中で低いだけで合格率は25%程度と、実際は非常に難しいと思います。

何もITの下地が無い人で1年間勉強してようやくとれるか、とれないか、ぐらいです。情報量も多いので勉強と過去問の練習はかなりやっておくことをお勧めします。

これらを10代や22歳(普通の大卒者)までに取得しておけばかなり採用してもらえる企業が多いんじゃないかと思います。

また資格に頼らなければプログラマーとしての技能を身に着ける事です。近年になり独学でプログラミングすることが容易くなってきました。昔は書籍を購入して自分でパソコンを組み立てて学習する人が多かったと思いますが、いまでは動画の学習サイトがあったりスマホで学習できるアプリがあったりと環境は非常に恵まれています。

また専門学校にも昔からプログラマー向けの学校に通うという方法もありますし、そこまでいかなくてもプログラミングスクール(3カ月30万円程度)のもあります。こちらはWEB上で自宅で学習できるので通学の必要がなく時間も有効に使えますし、Skype通話で講師とマンツーマンでやりとりできるスクールもあるので、いろいろ探してみるとよいでしょう。

そしてやはり通信制高校に通ってるなら時間の融通が利くのが非常にメリットとなります。

学力が無ければ地力をつけるしかない

中卒者や通信制高校の卒業者から話をきく機会がありました。

年齢を経ると「あのとき勉強しておけばよかった」「ちゃんとした高校に行っておけばよかった」と後悔する事が多いようです。

けど、いま高校生の子供たちはそんなこと考えられるはずもありません。自分の将来も考えたくないし、親も面倒だし、何もやりたくないし、夢なんて見つからないし、勉強は嫌いだし。

勉強ができないなら他の何かを身に着けるしかないわけで。それが逆転の選択肢になったらいいなと思っています。もしわが子が目指す道へ進めたら、涙を流して喜ぶことでしょう。

そのために今、本人が選んだ道へ進めるように支援しています。