子供が通信制高校に通ってもうすぐ2年目が終了します。

幸運なことに子供はいじめにはあっていません。それよりもあまり学校に行く機会もないし面識ない人が多いのでいじめのようなケースは見当たらないです。

とはいえちょっとクセのある子もいるようです。

ここでは通信制高校のいじめと、取り組みについて整理してみます。

不登校生が通う通信制高校ではいじめがほとんどない

通信制高校に通うことを考える上でやはり気になるのがいじめの問題ですが、基本的にこの心配はありません。

通信制は全日制と違い通学日数が非常に少ないので、そもそもいじめ自体が発生しにくいです。

学校に通うのは月に数回ほどなので生徒間で顔を合わせること自体が極端に少なく、人間関係のストレスはほぼ無いといってよいでしょう。

クラスのリーダー格といった存在が生まれることも特定のグループに分かれることも稀で、人間関係は個人個人の付き合い、また特に付き合いをせずともまかり通ってしまいます。

子供の体験からわかった通信制高校でいじめが無い理由

すべての通信制高校でそうだとは言いませんが、私の子供に通わせている高校では大丈夫です。それはなぜかというと

通学スタイルではないということがあげられます。

通学スタイルですと平日の10時から夕方16時まで学校に登校して同じクラスの生徒と会って挨拶して、それから各々が受けたい授業を受けにクラスに向かう‥といった一日の流れになると思います。(学年生の通信制高校だと受ける授業もみんな一緒、ということになります。)

こういったケースですと面識もあり友人ができ人間関係が形成されていくので、好き嫌いもあるしもしかしたらいじめも発生するかもしれません。

けど、わが子が通う高校のコースは「単位制」であり「あまり登校しない」コースで通っているのです。

なので同じクラスの子と顔をあわせるのは月に1回あるホームルームだけ。なのでいまだに名前を覚えてない子もいるし会っても月に1回しかない子もいるし、そもそも登校してこない子もいるのです。

人間関係が希薄なのでそもそもいじめが起こることが無いわけです。

授業も単位制なので自分が行きたい授業を選択して受けに行くのみです。そこに同級生がいてもほとんど会話はしないそうで。週に2,3回登校して授業は多くて2コマ。そんな状況なのでお互い干渉することがないのです。

人によっては友達もできてつるんでる子もいるそうなのですが、趣味が合わなければなかなか会話をする機会もないし。そんなわけでうちの子は通信制高校では友達はいないそうなのですが(笑

メリットとしていじめのような嫌なこともなさそうです。

 

通信制高校ではいじめへの対策を行っている

通信制高校はいじめが原因となり不登校になった生徒が通うことが多い学校でもあるため、いじめに対して非常に敏感です。

個々の先生のアンテナが研ぎ澄まされており、もしそのような雰囲気を感じた場合は見逃しません。

相談したら必ず助けてくれます。

またいじめが起きる原因となる特定の人間関係や負の団結力が生まれないよう、クラスというくくり自体を希薄にするなど様々な対策がなされています。

学校のイベントなどはありますが、いじめによる不登校や対人恐怖症の生徒に配慮し、こういったものは自主参加としていることも多いです。

全日制とは比較にならないほど細かく気を配り、また何かあった場合は非常に親身になってくれる先生が揃っているので、安心して通うことができます。