このブログは子供が高校に入る前から書いています。
そして通信制高校に入学しもう来年には卒業の段階まできました。
通信制高校に入学した当初は右も左もわからず周囲の生徒は金髪にピンク髪にと大丈夫か?と思いました。
けど学校にも概ね通うことができ単位も順調に取得しています。
先日「進路三者面談」に行ってきました。
通信制高校の進路三者面談
子供は大学を受験する予定でいますのでその内容について話しました。(30分も話さなかった)
大学は公立と私立を3つほど。専門学校は考えていません。
通信制高校の運営母体はは保育園や専門学校も運営していて、高校からエスカレーター式に専門学校に行く生徒も少なくありませんが、分野が違うので特に考えていない訳です。
さて大学受験についてですが芸術系の予備校に通っているので高校からは特に授業やテスト科目に関するアドバイスその他はありません。あとは単位を取得して無事に卒業式を迎えるのみです。
就職に関して
また就職についてもヒアリングがありましたけど、私たちには該当しませんでした。
通信制高校の校舎には意外にもたくさんの企業からの求人募集が来ていました。廊下の壁一面に貼られた求人情報、職員室の廊下にもチラシが置かれていました。
就職する生徒はこれらの求人案件を見ながら進路を決めるのでしょう。
「通信制高校に通っている生徒」像としてよくイメージに上がるのが次のようなマイナス面ではないでしょうか。
・普通の社会に適応できなかった
・中学の授業についていけず、要は学力が無い
・精神的に弱い
・自分らしさをマイナス方向にしか表現できない
・病弱
・不良
しかし企業求人があれだけ来てるのを見ると、この通信制高校の卒業生が頑張ってきた、仕事でも活躍しているのだろうと思わせてくれます。(そうじゃないと企業が求人をかけないし、リピートしない)
未だに通信制高校の生徒というだけで就職に不利な面はあるかもしれませんが、面接や試験を通して人となりをしっかり見てくれる企業もあるのでしょう。
通信制高校3年目の単位の取得状況
通信制高校では74単位取得すれば卒業するに足る単位になります。毎年25単位ずつ積み重ねれば3年でクリアできます。
ウチの子は早めのペースで単位取得に成功しました。1年目で30単位近く、2年目も同様。そして3年目の前期で74単位すべて取れるような取り組みです。
そうなるともう授業を受ける必要がなくなります。3年目の後期は全て自分の時間になるわけです。(月1回のホームルームや行事への参加はありますが)
3年目の後半は受験対策やバイト三昧に集中することができます。学校に行くこともほとんどなくなるので多くても月1,2回通学するかどうか、でしょう。
とは言え全ての生徒がこのようにうまくいってるわけではない様子でした。ホームルームでは提出物が出されてない生徒のアナウンスがあったりするようです。そういった生徒には先生から直接電話が行って忘れてないか問題が無いかヒアリングがあるそうです。
通信制高校3年目の友達付き合いとか
残念ながらウチの子のクラスは「通信制」の名にふさわしくほとんど通学をしないコースです。授業はありますが自宅学習とレポートの提出で単位を取得できるので普通高校に比べたらクラスメートと顔をあわせることがありません。
1年目の、授業が多い時期には頻繁に顔をあわせる生徒がいた様子ですが、同じ選択科目を取得してないと授業でも顔をあわせなくなるので次第に疎遠になっていったようですね。
いわば友達は居ないと言って過言ではありません。
中間テスト期末テストはある
通信制高校でもテストはあります。テストで一定点数を取らなければ単位が取れませんので、これだけは頑張らないといけない。
でも学校側も落第してもらったら困るから単位が取れるような授業やテスト対策教室を行っています。特にテストの前1週に行われるテスト対策教室で配られるプリントには(おそらく)本番の中間期末テストと同じような問題が出てるはずです。
恥ずかしながらそのような状況で子供はほぼ全教科90点以上の点数を取って帰ってきます。(笑)
改めて言いますが通信制高校のテストはチョロイし、単位とるのだってめちゃくちゃ簡単です。通信制高校でもダメだったらもう諦めるしかないでしょう。
卒業式いけるかな?
これだけ学校に行ってないと担任の先生も面識があるていど。またクラスメートもああ、こんな人いたっけ。という感じになりそうです。子供は卒業式は面倒くさそうにしていますが、来年3月に行けるかどうか。
しっかりお役目を果たしてもらいたいな。