今日は睡眠障害の権威(?)の病院に初めて行ってきました。
睡眠障害の治療と言えばココみたいな病院なんだそうです。日本睡眠学会認定医療機関になっています。
実は1か月以上前に電話で相談したところ予約でしか受け付けしていないという事でした。
初診の患者さんは毎月12名のみですべて電話予約が必須となっています。
毎月1日に予約を受け付けているとのことで11月1日に電話をして12月1日の予約が取れたのです。
ここ1か月はなんとか朝8時45分に起きて支援教室に通う事ができたわけですが、それでも夜は寝れない事があったり土日は昼過ぎまで寝ていたりと体内時計のリズムがとれていません。
起立性調節障害の症状は特定の日以外はおさまってきた感じはあるので、睡眠を普通にできるようになれば快方に向かうかもと思ったのです。
この病院は子供だけじゃなくて成人、老人の睡眠障害の方の患者さんが多い様子でした。
睡眠障害の専門の先生に診てもらった
さて、初診ということで問診票に記載しました。
身長、体重、血圧を測ったのですが。血圧が低い。40~71はかなり低血圧でしょう。9月上旬に病院に行ったときは特に問題なかったのですが。
問診票に記載してから先生に診てもらいました。1か月越しの待ちに待った睡眠の専門医ですので期待します。
一通り次のような症状を説明しました。
夏休み中から生活が不規則になり、昼過ぎまで寝てたり夜寝れなかったりという事があった。
夏休みがあけた9月1日に朝起きると頭痛、ふらつき、目まいなどの症状が現れてこの日から学校に行きにくくなってしまった。
朝起きると症状があらわれ、午後になると元気になってくる。
9月中旬に近医を受診して自律神経やストレスの症状が出ていると診断され、薬を処方された。
・ロゼレム錠8mg(睡眠しやすくする薬)
・ミドドリン塩酸塩錠2mg(血圧をあげる薬)
・スルピリド錠50mg(うつ病の薬)
・カロナール錠200mg(熱をおさえる薬)
この間、10月下旬まで学校にはほとんど行けていない。11月から学習支援教室に10時登校で通い始めるようになった。
このタイミングで頭痛、吐き気、目まいなどの起立性調節障害のような症状はあまり見られなくなったので薬を飲まなくなった。
しかし土日になると昼まで寝てしまう。朝は早く目が覚めるが身体を起こすのがつらい。夜も11時ごろベッドに入って1時ごろまで寝れない事がある。
先生からも質問してもらって回答して。足がムズムズするか、とか。日中の眠気はどうかとか。目が覚めてるのに身体が起きれない理由は考えられるか、とか。
血圧が低いのは朝起きるの支障がある原因かも、ということです。
スルピリド錠とカロナールは止めて、ロゼレムとミドドリンを再開しましょう。ということになった。ただしロゼレムは量を減らして。
これから遅寝、早起きの習慣作りのアドバイスをしてもらいました。
遅寝、早起きのアドバイス
●夜寝るときは時計を見ないこと
●自分が眠くなったタイミングでねること
●寝れないのに無理してベッドで寝なくてよい
●眠くならないなら夜中2時でも3時でも起きててよい
●ただし朝は必ず8時半に起きること、同じ時刻に毎日起床すること
●朝起きてから16時間後に眠くなる体内時計のリズムを作る
●学校が無い土日祝も含めて朝起きること
厚生労働省から出ている「睡眠障害対処12の指針」に沿った内容となっています。
「朝無理やり起きる」これが睡眠障害治療の第一歩のようです。つらいけど頑張って、とのことでした。
「徐々に早く起きれるようにしよう」これは駄目なんだそうです。最初からいきなり8時とか7時とかに起きる、という事が大事なんだそうです。
うちの子は8:30に無理して起きることにしました。
これを薬を飲みながら継続して数週間後にまた受診することになりました。
睡眠日誌への記入
また「睡眠日記」をもらいました。毎日の睡眠時間と質を記載していきます。
① ぐっすり眠った
② うとうとした
③ 眠らずにベッドにいた
④ 起きていた
このパターンを毎日24時間の表で書いていきます。
薬と早起きの習慣が出来れば、薬も止めれるということでした。とりいそぎこれから数週間の習慣を継続していきます。