三者面談に行ってきました。
中学3年生なので否が応でも進路の話をしなくてはいけません。
子供が進路で悩んでいたって、体調が悪くたって、不登校だって中3を卒業する日は来てしまいますし来春はもうすぐそこです。今この時期に次の進路を決めておかないと日本という国ではビハインドを背負ってしまうのです。
※私の出身地では私立高校が無いせいで公立高校の受験で落ちたら中学生で浪人しなくてはいけない時代がありました。だから別に高校に行けなかったからといって失敗の人生になるとは思っていないのですが。
三者面談で話し合ったこと
1回目の三者面談ですが、現状の子供の出席日数を考えると欠席30日近いので希望の高校への進学は難しくなってくるという事です。
またいま欠席が多いせいで2学期の通知表に「1」の評価が出る可能性があるので、それだけは避けるように授業とテストは受けてほしいという話でした。
このまま不登校が続くと高校では受け入れてくれないので不登校OKの高校を選ぶ必要があるということ。(というかそういう高校もあるんですね)
私立を受けるなら併願より単願の方が入りやすいということ。また1学期までは登校出来ていたし通知表の成績(内申点)が17点あるのでそれを使って1学期の成績のみを見てくれる私立に推薦で入れるということ。
ただその推薦で行く場合も欠席日数が30日を超えると駄目なので遅刻でもいいから学校には来てほしいということ。
中間テストはすでに終わっているが、今からでも受けれるので受けてせめて30点はめざせば「1」は免れるだろう、ということ。
まだ間に合うから今から何とか頑張って学校に来てみてはどうか、ということでした。
ちなみに公立高校の可能性もまだゼロではない、という話で、テストの点数次第ではウルトラC(古い?)ありえるという話です。
三者面談で確認しておくとよいことリスト
三者面談では進路の話をしますよね。次の点を確認しておくと進路を決める手助けになるはずです。今不登校の子がいて悩んでいる親子は進路について先生に次の点を確認しておくことをおすすめします。
子供の志望高校の確認(親子で確認しておくこと)
子供の意思を確認しておくことです。高校に行きたいのか、またその高校はどこか。どんな高校があるかわからない場合は本屋にいきましょう。お住いの県の本年度公立高校入試ブックが販売されてるはずです。毎年6月頃に販売すると思います。
現在の欠席日数と、その欠席日数で志望高校に受験か推薦でいけるかどうか
欠席が30日未満と30日以上でことなってくるラインがあります。現在の欠席数を担任と確認することです。インフルエンザや溶連菌などの病気は欠席にカウントされないので、意外と自分が思ってるより欠席が少なかったりすることもありますよ。
現在の偏差値(実力テスト実施後がいいが)
子供のテストの順位を確認しましょう。県や国の実力テスト、Vモギ等を実施していれば偏差値までわかります。偏差値がわかればその点数でどこの高校にいけるかがわかってきますので。
公立、私立の推薦でいくための条件
今までの出席数や成績によっては推薦枠でいける可能性があります。高校によって条件が様々なので、例えば3年次の1学期までの成績を重視して推薦を受け付けてる高校もあったりします。私立は単願だととってもらいやすいとかもあるので、推薦枠を確認しましょう。推薦だと早めに進路が決まるので気持ちが楽になって、出席が増えたりすることもあるかもしれません。
偏差値と欠席数をあわせた条件で、推薦ではなく受験で入るための条件と、行けそうな高校のリスト
これも確認しておきましょう。いまの偏差値で欠席日数が多くても入れる高校を教えてもらいましょう。つまり偏差値の低い高校なら欠席が多くてもテストで合格すれば入れるので、教えてもらうとよいです。私立も公立も。
公立高校で欠席数が多くてもとってくれるところはないか
私たちの町にも不登校の子を受け入れている公立高校がありました。そこは定時制の単位制の高校でした。中学では欠席が多くて成績が悪かったけど、高校で学びなおしをしたい方を対象にした高校です。偏差値は低めなので入りやすいでしょう。
今後の出席率の回復傾向でどれぐらい可能性が高まるか
今までは欠席がちだったけどこれから出席率が増えれば、それを添えて受験あるいは推薦で行ける可能性もあります。その条件や高校があれば確認しておきましょう。遅刻でも(17時登校とか)欠席扱いにはならず、考慮してもらえる場合があります。
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通信制高校の判断
三者面談はたぶん9月頃から始まりますので、まだ通信制高校を考えなくてよいか、そろそろ考えだした方が良いか、これも確認しときましょう。通信制高校はもっとも遅くて4月に入試があるのでゆっくり考えられますが。
ということで、今日は不登校の子の三者面談で確認しておくとよいことでした。