今日は通信制高校の私立と公立の違いについてまとめたいと思います。
まず共通する重要なポイントを確認したいと思います。
◯高校卒業の資格はもらえるの?→もらえます
◯大学や専門学校への受験はできるの?→できます
この2点はどちらも大丈夫です。
公立の通信制高校はどんな子が向いている?
公立では卒業間近になると進路指導や就職のための面接指導などが実施される。
自ら学んで自ら歩み始めるには公立の方が良い。課題や試験もある。それだけしんどいことも多い。自分がどれだけ努力できるか負けずに勉強できるか、強い意思が必要。
公立でついていけずに私立に編入する人もいる。中学校で不登校だったけど高校なら自分で勉強は出来るという子は公立で問題ない。
卒業出来るかどうかは私立より公立のほうが大変。私立は高卒の資格を上げることを目的としているから。
学費に関しては公立の方が安い。学校説明会や資料請求をして費用を確認すること。
私立の通信制高校との違い
私立のメリットは沢山の生徒を集めるために進学や就職の実績を残したい思惑がある。そのため生徒の進路指導は厚みがある。卒業後の事を考えるなら私立の方が良いという面もある。
逆の見方をするなら私立は入学して学費さえ払ってもらえば良い営利企業という事。
通信制高校は多くの生徒が途中で辞めていきます。なので学校の評判は落とさないように生徒に接することになるいわばお客様。勉強が出来なくても単位だけあげて高卒の資格だけを与えるための学校とも言える。
私立の通信制高校なら9割以上は卒業できる。
「ただ単に高卒を目的としている」私立はNG。「就職や進学を目的としている私立」は◎という事になる。
不登校かつ自分で勉強する習慣が無い子に公立は困難なので私立を選択する方が向いている。
高校に登校できるか、自学自習できるか不安ならば私立の通信制高校を!うちの子も公立ではなく私立を選ぶ予定。
私立も公立も通信制高校にもタイプがある
進学を目指す人向けの高校、就職を目指す人むけの高校。普通科の他にも資格が取れる学校もある。
制服あり、なし。毎日学校に通って勉強する必要があったり、週1だったり、年数回だったり。
それらの中から子供に合った通信制高校を探していきたい。