子供の不登校には様々な原因が存在します。1つの「嫌」が原因で不登校になるのではなくて、学校で起こる、やらされる、色んな状況が嫌になって不登校になってしまいます。

そんな中で「友達」の存在はとても大きいものがあります。

不登校が長引いた先の友達の存在

けど不登校が長くなればなるほど友達の存在が大きくなり復学する事が難しくなります。友達にどんな顔でクラスに入ればいいんだろう、何か聞かれたら嫌だ、何て答えればいいかわからない、、そんな事が頭をめぐり、それだったら家にいたほうが楽だ

となってしまう。

子供の躾をみなおしてみる

子供の言動に直面してイラつく事はありませんか。

だらだら動き出さない。聞いてるのに答えない。会話をしてて耳をふさぐ。ご飯を食べ始めない。いつまでも始めない。やると言った事をいつまでもしない。嘘ばかりついている。急に変な言葉が出る。。しかめっ面。目つきが悪い。しがみついてくる。邪魔。

不登校になる前から子供の癖には気を付けなくてはいけません。

それが学校で出てしまっている可能性がある

一緒に住んでいる親でさえ子供の言動にイラつくのですから、学校の友達がどのように見ているか、離れていくかは想像できます。

学校の友達だってまだ十代の若く多感な年ごろです。変な子に見えたら避けるのは当然です。それが疎外感を感じるきっかけになってることも知らない場合があります。

普段の言動で躾によって諭す必要がある部分は親としてやらなきゃいけませんね。

親友がいるなら

親しい友達が学校にいるということは不登校の子も学校に行くきっかけになる場合があります。

けど、親でさえ子供に手を焼いているのですから、親友といえども不登校になってしまった子の扱いは大変に思うに違いありません

友達の輪に入って気楽に学校にいってくれればいい、とは思いますが、その負担を友達に投げるのはあまりいいやり方ではないと思います。

不登校を改善する支援者や著名な先生のなかには友達をうまく活用して徐々に復学させようという方法もあるようですが、これは結構ハードルが高いのではと思います。

親友だって、いつでも心が折れそうな子が横にいたら、どう接していいかわからないはずです。ましてや中学生なのですから。

親友に対してできること

親がその親友と面識があるならば感謝の意を伝えるだけです。できることは。

あとは子供に対して礼儀を躾けるだけです。手紙をもらったら返しなさい。メールが来たなら返しなさい。それはやっていかなきゃいけないと思います。

うちの子は「めんどくさがり」「のんびりや」「マイペース」なので今まで見てきた中ですぐに返事を書いた事はありません。年賀状が来てても出さない場合もあります。

「今日はちょっと」「あとでやる」「疲れてるから」

そうこうしてるうちに1週間、1か月とたち、もはや「今更なに送ってきてんの?!」という状態に。

人として駄目な奴だと思います。本人はその気が無しに友達が消えて行ってる事をどう思っているのでしょう。

それで友達の場に居づらくなって学校に居られなくなっているのだとしたら、自業自得です。

仲の良い友達に対しても誠実さは失ってはいけないのです。親しき中にも礼儀ありです。

親友を失えばさらに学校に行きにくい

当然ですが親友と言える人がいなくなれば、さらに学校に行くことはできなくなります。

もはやこの土地に住み続ける事すら難しくなります。駅前に行けば中学の時のクラスメートと顔を合わせ、近所のスーパーにいけば顔を合わせるかもしれない。高校が違ってもどこかで顔を合わせる可能性がある。

「あれ、中学で不登校だったこだ!」
「高校で元気にやってそうじゃん」

などと思われるのが「嫌」。外に出たら誰かと会うかもしれない。それなら家にいよう。

そうなれば家から出ることも出来なくなります。親とも喧嘩するようになれば将来待ってるのは自分の部屋から出てこない引きこもりまで見えます。

友達を失うということは、引きこもりの道に繋がっていると言えます。