私も子供が通信制高校しか行けなくなったので色々と調べていました。
通信制高校は全国に100を超えるほどありますが、誰でも入れるのでしょうか。偏差値はいくつあればよいのか確認しました。
通信制高校の偏差値とは
結論ですが通信制高校に偏差値は無いことがほとんどです。
と言うのも通信制高校の入学選抜は学力テストが実施されないからです。
入学願書を提出したら「作文」「面接」の2つを実施して合否が決まります。
あとは中学生時代の学校の調査書も必要ですが、これは中学の担任が用意する物です。不登校の生徒が多いので調査書の内容も大したものじゃありません。
しかも不合格になる事はほとんどないと思われます。
中には学力テストを実施する通信制高校も見られましたけど9割以上の高校は作文と面接重視となっています。
したがって通信制高校に偏差値は無いと言えます。
通信制高校で学力はどうなるか
中学で不登校であっても学力をアップさせて大学を目指す事も可能です。
不登校の生徒は授業をまともに受けていない事が多く学力も同じ学年の生徒より低い事は否めません。
その状態で高校に入学して高校の授業についていけるか不安に思う方もいるでしょう。
でもここは安心してください。
通信制高校は学力に合わせて授業をする
いきなり高校の授業に合流出来ない生徒も居るので、学校では中学時代の補講を行う高校もあります。
1つのクラスに担任を1,2名配置し、生徒は様々な教科を自習するスタイルもあります。中学の復習と担任に質問が出来るので遅れを取り戻す事も可能です。
また高校の単位を取得するための履修ですがこちらも易しい内容となっており心配には及びません。
学力アップ出来るかは本人次第
通信制高校は基本的には自宅でWEB学習を進める形なので学力アップ出来るかは本人のやる気次第となります。
過去の遅れを取り戻しこれからの進路に合わせた学習計画を立てて飽きずに継続できる心の強さも必要です。
通信制高校の学力アップのためのコースを選ぼう
通信制高校にはいくつかのコースが用意されており、大学進学を目指せるコースも存在します。
当然学費は高くなりますが、進学塾に通うよりは良いかもしれません。
自宅WEB学習に加えて、キャンパスで対面形式による授業を行う所が多いです。解らない所を聞けるのが強みですね。
自分一人で学習してると理解も浅いし何処かで詰まってしまいます。
大学受験のための手引や指導をしてくれる通信制高校を選べば大学進学もグッと見えてきます。