子供が中学校から立志舎高等学校のパンフレットを貰ってきました。

普通に学校の教室に置いてあったのでたくさんある通信制高校の中でも有名な学校なのかもしれないと思って調べ始めました。

立志舎高等学校は通信制高校

立志舎高等学校は1999年に設立の、全日型を基本とする通信制高校となっています。卒業すれば「高卒」の資格が得られる高校の1つですね。

通信制高校ですが「全日型」を基本としていて通学する形が望ましいようです。他に通信型もありますが後で詳細を記します。

通学キャンパスについて

立志舎は都内の錦糸町に1,2,3号館まであります。それと東京駅にキャンパスがあります。

さすがに都内なので体育用のグラウンド等は無いようです。体育や部活で使うグラウンドや体育館は近くの運動場などを工夫して活用しているようですね。

立志舎高等学校の教育方針

毎度通信制高校の教育方針的なものは必ず確認しています。

板垣退助が作った立志社にちなんで「立志舎」と名付けられたようです。自主性と自律の精神にあふれた個性を育むと記載があります。

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立志舎に行くべき最大の特徴「アクティブラーニング」ゼミ学習

立志舎で行われる」授業は先生が黒板の前に立ち、全員スクール形式で前を向いて座って講義を聞くスタイルとはまるで違います

6~8人の少人数のグループを形成し机はお互い迎え合わせ。その中でクラスメートと共に学習し、教えあい、解らない点は先生に聞くスタイル

これはアクティブラーニングという学習法なのだそう。最後に教師による小テストが行われるため授業中の私語も少ないという。

自主性と自律を重んじる立志舎ならではの授業スタイルを取り入れているといえる。

学校に行くのが楽しくなるか

中学で不登校だった子は高校でも不登校になるケースがある。また心機一転を図っても駄目な生徒もいる。

そんな中で立志社のゼミ学習は生徒同士の距離も縮める役割があると思う。友達も作りやすく、勉強に対するハードルも下がるでしょう。協調性も自然と身に付き、同時に行事への参加の気持ちも前向きになりそう。

うちの子は人付き合いが苦手、しゃべるのが嫌、といった性格。立志社の授業スタイルなら期待が出来るかもしれない。

立志舎が用意しているコース

通信制高校は生徒の学びや通学の歩調に合わせて多数のコースを用意しているのが多いですが立志舎はシンプルなコースで解りやすいです。

普通科平日(通学)コース

こちらは平日週5日登校する全日型のコースです。(※全日制高校とは違います)

・普通クラス・進学クラス・特進クラスの3つがあり基本的な授業時間は朝9:20~16:10で、進学クラスは17時、特進クラスは19時までの補講を入れています。

大学を目指したい生徒、難関・有名大を目指す方も支援するコースのようです。

普通科土曜(通信)コース

こちらは平日は自学自習の形式で、土曜日にだけ登校があります。いわゆるスクーリングです。

登校が難しい方、バイトを入れたい方、自分のペースで、と考えている生徒はこちらのコースを選ぶでしょう。

平日は自宅でも立志舎の自習室でも学習が出来るようになっています。平日の自習室でも先生が構えているので相談、質問は可能。

自らが選択し学習する自主性が求められるコースとも言えます。うちの子のように自主的にやるよりもカリキュラムを組んでもらって‥というタイプには難しいと思います。

何人いるんだろう

立志社は何人の生徒がいるのか確認してみました。
募集要項を確認すると平日コースが200名、土曜コースが400名となっています。最大で1学年600名になります。

平日コースが200人で、キャンパスが4つあるので1キャンパスあたり1学年50人ぐらい在籍していると思われます。

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立志舎にある部活動

部活も確認ポイントです。興味がある部活への入部とその能力の向上、将来の仕事へのきっかけになるかもしれません。

サッカー部、硬式野球部、バスケ、チアリーディング、バドミントン、硬式テニス、卓球、バレー、ボランティア、ダンス、吹奏楽部、美術、簿記、パソコン

が見つかりました。

立志舎の行事について

行事といえばクラスの生徒と一緒に何かを作り上げる、取り組む、校外での学習など楽しいイメージを連想させるものです。

しかしうちの子は行事が苦手なので別の意味で行事をチェックしているのです。。

入学式→避難訓練→ゼミ旅行→球技大会→壮行会→体育祭、修学旅行(グアム)→文化祭→ダンス大会→スキースノボ→卒業式

が全体的な流れでの中での行事として記載されていました。

基準服という制服のルール

立志舎が用意した制服があります。これを学校行事で着用するようですね。普段着として使ってもよいようです。

立志舎高等学校の卒業率・退学率・進路決定率

通信制高校に入学したうちの何割がちゃんと卒業できるのか気になりますよね。

パンフレット、ホームページ共に調べてみたのですが確認できる情報がありませんでした。説明会に参加して個別に質問しないと出てこない情報かと思われます。

ただ週5日通学の全日コースには「進学コース」「特進コース」があるので難関大学等に入学してる生徒も見られます。大学行きたい生徒もカバーしているのでこの点に関しては個人の頑張りと責任によるでしょう。

進路決定率が良いからと言ってうちの子も大学に行けるとは限りませんからね。

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立志舎高等学校の評判とヤンキーの噂を調べてみた

在校生の声というのは入学を考えるうえで子供にとってとても気になるようです。WEBで立志舎の評判を探してみましたが見つかりません。学校説明会に行けば先輩たちに会えるかもしれないので、まずはそういったイベントに参加して学校の生の姿を見るべきかと思いました。

ちなみに立志舎でヤンキーの噂が多いのは謎ですがパンフレットを見ていくと「個性を大事にする」「自由な校風」ということで金髪やピアスの子の写真が結構多いです。

確かに写真を見ればある意味では個性が光る生徒が多いような気がしますね。それがヤンキーかどうかは解りません。(飛鳥未来高校も自由でしたが)

それから芸能人が芸能活動をするために立志舎で高校の授業を受ける人が多いようですね。

立志舎高等学校の学費

さて親が気になる学費について確認してみました。都内だから学費は高いかもしれないと予想。

■平日コース
入学金:25万円
授業料:37万円(年間)
施設費:9万円(年間)

ということで1年目にかかる学費は71万円ですね。これは他の通信制高校と比較して週5日のコースのわりには安いように見えます。普通100万円ぐらいするので。

ただ入学金は高いような。他校だと10万未満が多いですよね。

この他、教科書代が1,2万、制服体操着が8万です。
ゼミ旅行、修学旅行は別途かかります。

■土曜コース
入学金:5万円
施設費:2万円
授業料:1単位7500円、卒業までに74単位必要なので55万5000円。割る3すれば年平均18万5000円の計算です。(実際には1年で30単位、2年30単位、3年14単位となる)

立志舎高等学校の入試と偏差値は

立志舎高等学校には入学試験が無いので偏差値なんかありません

入学するためには願書を出して必要書類の提出。書類審査、面接、作文が行われるものです。通信制高校なので入試で落ちることはほぼないと思われます。

まずは資料請求を行ってパンフレットと募集要項を確認することです。

パンフレット一括請求に便利なサービス「ズバット通信制高校 資料一括請求」を活用すると良いでしょう。
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