不登校の子を支援する学校があります。公的な機関ですので自分が住んでる教育委員会か、担任の先生に聞いてみると良いです。
通っている中学校には通えないけど、不登校支援学校には通いやすい、という場合がありますから。
ということで担任の先生に話を通してもらって不登校支援学校に行ってきました。
不登校支援学校とは
朝10時に面会の予定で車で行ったわけですが今の学校って校門が閉まっているんですね。車では入れませんでした。
けど担当の方が雨の中傘をさして待っていて下さったおかげで入る事ができました。
「◯◯さんですか?」
「はい、そうです」
「ではこちらの方に車を止めてくださいね」
ということでさっそく学校の面会室に行きました。
担当の職員さん(おそらく60代以降ではないか)と、もう1人がソーシャルワーカーの方でした。
自己紹介と、子供の現在の様子、性格などをヒアリングしてもらいました。
登下校のスタイルと学習について
ここでは朝10時に登校となっていてお昼ご飯は弁当持参で食べて、その後は14時まで学習して帰宅するスタイルです。
学習は自習なので自分が好きな教科を持ってきて自習していいことになっています。解らない事があれば教師の方々に聞く事ができるようです。他の支援学校は朝8時登校で毎日の教科が決まっている学校もありましたけど、こちらは自由なスタイルのようです。
我が子もここなら、と思いました。
現在この学校の仲間たちは4人。中3、中2、中1と、小6だ。学校に入ると彼らが自習をしていた。えがおが見えてなんだか楽しそう。職員の方も優しくてとても雰囲気がいい感じでした。
ここは本来の中学校に戻るためのリハビリのような施設なのでゆるい感じでスタートできそうです。こちらでお世話になることをお願いして明日から早速登校させて頂くことに。
不登校支援学校に通いだしたら、いままでの中学は
その日は夕方に中学校に行き、担任の先生とお話をして支援学校に行く事になったと報告しました。支援学校に登校すれば、中学校も欠席にはならないのでこれ以上の欠席日数は増えなくなりそうです。
支援学校から帰ってきたら夕方(中学生が完全下校した後)に職員室に行く事になりました。その日渡す予定のプリントを受け取るためです。また先生とも話をするし自習も少しすることに。
通信制高校を考えて、専門や短大や大学を目指そう
この時点で子供はまだ公立・私立の全日制を諦めていない様子が伺えました。そうすると先生もそのアドバイスをしてくださいます。
けれども全日制に行くには本来の中学校に復帰、あるいは回復傾向がなければ無理です。
この子はいまの中学校の生徒たちに会いたくない想いが強いのでそれは無理だろうと思っています。
なので私は「4年後の進学を目指して勉強しよう」と先生の前で伝えました。
来年4月の進学を目指すと詰め込みすぎになるので、体調を治す事を優先し、地道に中1の英語からやっていこうと提案したのです。なので来年4月の進学は「通信制高校」でいいじゃないかと言いました。通信に通いながら勉強して専門、短大、大学を目指せばいいと。先生の期待には応えられないかもしれないが。
帰宅してから、子供は先生の前だとついつい頑張るような事を言ってしまうので「来年4月は通信で良い事になってよかった」と言いました。
さて、明日から支援学校へ登校です。自分で朝早起きし、弁当を作って、バスで30分離れた所へ登校、出来るでしょうか。
不安と期待が交錯します。