今日は鹿児島県の屋久島に本校を置くという「屋久島おおぞら高等学校」について調べた。
私たちは関東に住んでいるので鹿児島は非常に遠くあまり現実路線ではないものの全国にキャンパスがあるので調べた内容をメモ。
鹿児島の南の種子島のさらに南の小さな島!海と大空という大自然に囲まれた環境。スクーリングはここで宿泊で行われるが、貴重な体験が出来ることだろう。
屋久島おおぞら高等学校では高卒の資格が取れる
屋久島おおぞら高等学校を卒業すれば高卒の資格が取れる。
この高校を運営するのは学校法人KTC学園。
一方で、名前が似ているKTCおおぞら高等学院株式会社が運営するKTCおおぞら高等学院は指定サポート校となっている。
KTCおおぞら高等学院は「高校ではない」ので高卒の資格は得られないので注意。
屋久島おおぞら高等学校を卒業ができれば、それでよい。
学習キャンパスが全国に
自宅学習の他に、キャンパスに通学するスタイルもある。
広域通信制高校ということで全国43箇所以上のキャンパスを用意している。(山形・岩手以北にはまだ無い)
屋久島おおぞら高等学校はスクーリングに特徴が
世界自然遺産でのスクーリング、ここに勝る通信制高校は無いかもしれない。
年に1回行われる。教室での授業もあるが自然を体感する活動や顔も見たことのない生徒との出会い、共同作業、時間と空間の共有がメインとなる。
高校の単位を取る学習コースは2つ
通信制高校なので一般的にあるコースが2つ用意されている。
- 自宅学習のスタイル
- キャンパスに通学するスタイル
の2つ。
自宅学習のスタイル
こちらはいわゆる通信制ということで自宅での自学自習が基本となる。レポートの提出も行う。
強制性が無いので生徒の自主性、自立性が問われる。当然だがやらない子は卒業が難しくなる。
学校への登校(スクーリング)は年に1回の屋久島でのスクーリングのみで単位を取る。
キャンパスに通学するスタイル
全国に43以上あるKTCおおぞら高等学院のキャンパスに通学するコトができる。
特徴として担任を選べるというのがある。これは他の高校には無い制度だろう。
登校する日数は週1日~5日を選択できるようだ。
中学で不登校だったけど学校に登校したい、友達が作れたらいいな、と思えたらこちらのコースが良い。
学習とメンタルの支援も期待できる。
屋久島おおぞら高等学校の卒業率と進路決定率
卒業率
通信制高校はちゃんと3年間で卒業できる人がそう多いわけではないので、卒業率を確認することはどれだけ生徒へのサポートがあるか、を確認する指標になる。
この高校では卒業率97.9%というのが確認できた。(何時の年度かは不明)よほどのことがなければ卒業できないことはないだろう。
進路決定率
卒業後に大学・短大・専門学校・就職などの進路を決めるコトになる。その決定率もチェックしておくと良い。80%以上というのが一つの目安になる。
屋久島おおぞら高校では進路決定率は公開されておらず確認できなかった。説明会への参加で確認できれば。
卒業後の大学など進学実績
進学先の大学については確認できなかった。
サポート校のKTCおおぞら高等学院の方には公立、難関私立大の記載あり。
進学を希望する生徒はサポート校での進学コースを受講するのがよいと思われる。当然学費はさらにかかる。
進学実績を後押しする、指定校推薦枠
屋久島おおぞら高等学校で保有している指定校推薦枠を確認した。
東北学院大学、城西大学、国士舘大学、東京家政学院大学、立正大学、愛知産業大学、日本福祉大学、桜美林大学、甲南女子大学、岡山理科大学、近畿大学、東亜大学、他
とある。通信制高校としてはあまり多くないかもしれない。多い所だと100校以上あるので。
屋久島おおぞら高等学校の学費は?
学費に関しては通信制コースの方のみ記載。
通学コースならさらにキャンパスでの授業料が別途必要となる。スクーリング費(交通費、宿泊費等で約10万円か)も別途必要。
入学金 | 50,000 |
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施設費 | 50,000 |
授業料(1単位) | 10,000 |
授業料(年間25単位とすると) | 250,000 |
学費合計 | 350,000 |
就学支援金の制度を活用できるので1単位あたり4,812円(年度、自治体、世帯収入で増減あり)が支給される。年間25単位とするなら×25で約12万円は負担が軽くなる。
屋久島おおぞら高等学校に入学するには
まずは資料請求したり相談会に参加して学校のことを調べること。
この高校で学びたいという意欲が固まったら願書を送付する。入学手続きの案内書が届くので学費を振込して完了。
教材が届くのでそれで学習していくことになる。
入試と選抜方法
この高校では入学試験に相当するものはなく、書類選考だけで通ることができる。通学コースの場合は面接と作文が必要となる。したがって偏差値は無く、ほぼ誰でも入学できるものとなっている。
入学願書とパンフレット等を取り寄せる
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