広域通信制高校とは、全国、もしくは3つ以上の都道府県の生徒の受け入れを対象とした幅広いネットワークを持つ通信制高校のことを言います。

通学の条件は広域通信制高校が募集対象としている地域に現在住んでいること、または勤務していることとなります。それでキャンパスに関してですが、向陽台高等学校の本校は大阪府茨木市宿久庄にあります。

向陽台高等学校の選べる学習コース

①登校型コース

中学を新卒し、これから高校に入学したいと考えている人を対象としたコースです。目安として週5日の登校があり、全日制高校と同じスタイルでの学校生活を可能とします。クラス制度を採用しているため、友達作りやイベントでの一体感など、高校生らしい日常を送りながら学習を進めることができるのが特徴です。

入学して1年目は必修科目を中心とした学力を身につけることに集中します。2年目からはそれらに加え、さらに学習内容を発展させて幅広い知識と教養を身につけていきます。3年間同じクラスメイト、同じ担任の先生のもとで過ごし、通信制高校ながらも制服の着用など、他のコースとは異なった通学ルールを設けているのも特徴です。

②新卒コース

こちらも中学を新卒する人を対象にしたコースで、週に2日~4日の登校をベースに中学での勉強の復習など基本的な学力の向上を中心としたコースになります。中学新卒者を対象としているため、周りのクラスメイトも同じ世代で緊張することなく学習を進められます。

1年目は基本的な学力アップのための学習をおこないますが、2年目からは進学を目的とした進路サポートコースへの変更が可能となります。中学時代を不登校で過ごして学力に自信がないけれど、将来的には進学を目指したい人にも向いています。

③総合コース

週に2日からの登校をベースに、通学以外にも時間を割きたい人を対象としたコースです。新卒を対象としたコースとは異なり、中学を卒業している人なら誰でも希望することができます。クラス単位ではなく個別の指導となるため、クラスメイトから雰囲気が浮くかもしれない、うまく馴染めるかわからないといった不安をカバーします。

自分で登校日や科目の選択ができ、単位習得を目指してコツコツと頑張っていきます。個別指導ではあるものの担任の先生の存在が心強いため、どの科目を習得すべきか迷ったときのサポート体制も整っています。

調理・製菓、ネイルアート、福祉用具専門相談員、危険物取扱者乙種第4号、簿記検定、漢字検定などの専門的な資格取得のための科目もあり、自由に選択することができます。

④進路サポートコース

週に4日~5日の登校をベースに、高校卒業後に進学を目指す人のための指導が受けられるコースです。受験の指導や予備校講師の経験があるその道のプロを講師陣に迎え、大学受験を成功させることを重視しています。週に1~2回のチューターによるSHRや、4年制大学・短期大学・専門学校の指定校推薦枠が充実しているのも特徴です。

⑤自宅学習コース

月に2回程度の登校をベースに、3年間での高校卒業を実現させるためのコースです。自宅学習が中心となるため、コツコツと計画的に進めるのが得意な人や、自分のことを決断する思い切りが良い人に向いています。登校時のスクーリングも少人数制でゆったり進められ、周りに左右されることなく自分のペースでの学習を実現したい人におすすめです。

向陽台高等学校には部活がある

向陽台高等学校には部活動のシステムがあり、運動部をはじめ軽音楽部、美術部、写真部、囲碁部が設けられています。部活動に加わることでクラスメイトだけではなく先輩・後輩との交流もできるので友達作りなどにも適しています。

向陽台高等学校の進学実績が凄い

平成28年度のデータでは、進学においての各種合格率は国公立大学3名、4年制大学382名、短期大学56名となっています。

指定校推薦枠が約300校あることからも、進学の希望に対し厚みのある対応が期待できます。

向陽台高等学校の学費

基本的な学費は以下の通りです。

検定料:10,000円
入学金:50,000円
施設維持拡充費:40,000円×3年
授業料:9,000円×74単位=666,000円(3年間で)

世帯年収によって就学支援金が貰えるので差があるのはどこの高校も一緒です。
世帯年収が590万円未満の場合は3年間での負担額が約6万円、910万円未満では約49万円、910万円以上では約85万円となっています。

これらに加え、教科書代(約1万円)、体育館使用時のシューズ代(3,000円)、専門的な講座や予備校の講座などについては別途費用がかかります。

向陽台高等学校のオープンキャンパスへ参加しよう

向陽台高等学校がどのような高校なのかを知るためのオープンキャンパスへ参加することで、入学に必要な書類を受け取ることができます

入学試験は面接、面談、書類審査、作文などでおこなわれ、登校型コースの場合は英語と数学の試験も加わります。

向陽台高等学校では、学習サポートだけではなく、学校の施設が非常に充実しているのが特徴です。甲子園球場と同程度の大きさのグラウンドや、蔵書4万冊を誇る図書室、授業時間帯には常に利用可能な保健室など、生徒とその親が安心できる環境が整っています。



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